[コメント] ギフト(2000/米)
ケイト・ブランシェットと、彼女の繊細ながら確かな存在をとりまく印象的な映像の数々が、とても良い。
などと余韻に浸りつつも、ついでに物語を反芻した時点でマイナス1になってしまった。反芻すべきではなかったような・・・。
話の薄さにも関わらず、美しい映像でじっくり彼女を描くことで、飽きさせない作りになってるのは、ある意味賞賛すべきことであるとは思いますが、それにしてももっとどうにかなりそうな話。映像に見合う位に、余韻の残る話を用意して欲しかったってのが個人的希望。
時折入るコケ脅しの演出は、ご愛嬌ということで余り気にはならなかったけど、キアヌ・リーブスはどう考えてもミスキャストとしか思えない。『ザ・ウォッチャー』よりはまだマシとしても、もう少し「目」の演技をして欲しいもんデス。
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