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[コメント] わたしのグランパ(2003/日)

グランパの笑顔につられて、気付けばこちらもニコニコしながら鑑賞。キレイなおとぎ話だと思う。でも悲しいかな、キレイ過ぎて嘘っぽいって思ってしまったりもする。
くたー

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







「変わらないこと」に比重が置かれ過ぎてて、グランパが周りに追いつこうとする前に、周りがグランパに迎合していくような展開に見えた。グランパのように時の流れの中で変わらずにいる人というのは、もっと生き辛かったりするんじゃないかなぁ、と思う。きっと表面の穏やかさの裏に隠された「人生の苦味」が印象的に描かれていれば、もっとグランパの笑顔にも深みが生まれていたと思う。グランパというキャラに深みを感じるのではなく、あくまで菅原文太の存在感がモノを言わせている。それはそれで、見ている間は面白いけど。

個人的には、また「檻」に戻るまでの短い心の交流の話かと思ってた。短い滞在でグランパが投げかけた波紋を、それぞれがその意味を受け止めていく話かと。先走りました(汗)[3.5点]

(2004/11/11)

(評価:★3)

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このコメントを気に入った人達 (4 人)TOMIMORI[*] tkcrows[*] ことは[*] 水那岐[*]

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