[コメント] トゥルー・グリット(2010/米)
中盤までは変化球を織り交ぜた緩急巧みなピッチングで素晴らしいのに、終盤なぜかストレートで押すコーエン兄弟。しかしそのストレートが正直弱い。ちょっと、弱い。自分たちがノーラン・ライアンではなくグレッグ・マダックスだということを忘れたか。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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必要以上に高く吊るされた男を見て、『羊たちの沈黙』を思い出す。熊の皮を被った歯医者なども含めて、何か深い意味が有るのか無いのか計りかねるのはまあいつも通りのコーエン兄弟で、その辺はやっぱり面白かった。
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