[コメント] ひまわり(2000/日)
誰にでもあるような、素直になれなかった幼い頃の思い出を懐かしく思い起こさせるとともに、大人になっても素直になれない自分を戒めてくれるラブストーリー。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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忘れていた思い出。幼い初恋。素直になれなかった自分。ぶつけれなかったボール。
同級生の葬儀に集まった面々により忘れていた彼女に関する記憶が補完されていく。 彼女が何をしたのか。彼女はどんな人間だったか。彼女は何を求めていたか。
彼女は太陽を探していた。愛を求めていた。 夜になりどこを向けばいいのかわからない向日葵のように。 日蝕の中、太陽を探し求め歩くように。
ともすれば、いやな女になりそうな朋美を麻生久美子 が演じることで、いやみがなく幻想的な、愛に奔放な女性を作り上げている。ノスタルジックなラブストーリーで、甘っちょろいところもあるけれど、自分の小学生のころの思い出とかぶせてみることができ、感慨深かった。
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