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[コメント] 月曜日のユカ(1964/日)

演出、編集も凝ってますねぇ。男を喜ばせるのが生きがいな女:ユカ18歳。 ありえない精神構造に男は戸惑い・・・
マグダラの阿闍世王

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







男たちの自滅。オサムはロープに挟まり? パパはダンスで岸壁から転落ボチャーン。

ユカ、傍観。街へ。終。

ワーグナーのローエングリンやお相撲さんや棒読み演出や、 本当に凝ってる。

キスを許さない。これがユカの領分。全部許しちゃってたら、 だらだらの軸なし人間。精神構築できなくて人間として やってくのが非常に困難。一種の禁欲の効用でしょうか。 禁欲を守る自分を肯定できる喜び?

オサムとの腕組んでのスキップデート。お互い笑顔。こりゃ楽しい。

ユカの生き方は、男にとっては天女のようであり、魔性の女でもあり。 計算してない天然だから恐ろしい。

男たちの独占欲がユカをそのままにはしておけなくする。

ボディはOK!キスはNO!

キスは戦略的に拒否でなく、幼少期のトラウマ。 いけないものを見てしまった背徳感を教会のおじさんが強化。

浮気でなくて、複数の純愛。一生懸命尽くす。

ユカも決して無償ではない。パパが家族サービスで娘に人形を買い与えて笑ってたのを見た。私も人形を。しかし、ユカへの人形ではパパは笑ってくれない。 プレゼントの意味が違うから。パパからのお願い、船長さんと寝てくれ。 これでパパも喜ぶなら。

(評価:★5)

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