[コメント] インディ・ジョーンズ 最後の聖戦(1989/米)
古き良き冒険小説に留まり続ける姿勢が好きです。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
映画を見終った人むけのレビューです。
これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
シリーズを通してなんですが、凡百のヒーローものに比べて、明らかに悪役の扱いが容赦ない。「ウワッ!」とか「痛てて」っていうシチュエーションでバンバンと死んでっちゃう。
また、現実を背景に置いているにも関わらず、観客の頭の中をスッ飛ばしたような状況が次々出てくる。十字軍の末弟が出てきた日には「それはアリなの?」って感じです。
下手をするとマイナス要素になり得るこれらの要素、まさに大昔の冒険奇潭なんですよね。虚々実々のおどろおどろしい世界観の中、悪役を容赦なくブッ倒す主人公の冒険活劇! 下手に倫理的になるわけでもなく、現実に媚びて教条的になるでもない。シリーズ通してのその姿勢が好きなんです。
キリスト教の存在感が強すぎる感はありますけどね。
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (3 人) | [*] [*] |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。