[コメント] 好色一代男(1961/日)
女子は生臭い、だから愛しい。う〜ん、なるほど。
やはり「ダラダラ読む」為のものだろうな。この国じゃこんな事して、この国じゃあんな女抱いて、次はどこかなぁってな風にね。映画だと、最初こそ小気味いい間と味わいに浸れるのだが、ずっとその調子でやってしまうと抑揚がなくて締まらないね。どうしても「溜め」「見せ場」「繋がり」「結論」を感じようとしてしまう。本来なら各国で同じようなことをダラダラやってるその「途中」を楽しむものなのだろう。
しかし、雷蔵のキャラクタに妙に親近感を覚えてしまって。 こんな筋の通った女好きならそれも良いかと。俺には眠狂四郎よりも魅力的に感じた。なんつーか、正しい女の捉え方、してると思うね。男女の関係は究極としてはああなると思う。男女平等ではなく、男が女の為に全力を尽くすというのが、男女の最終形態でしょう。ある意味ハチさんは最先端です。
江戸時代の女性の心にはどのように響いたのだろうか。まあいいや。
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (7 人) | [*] [*] [*] [*] [*] [*] |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。