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[コメント] ジェーン・ドウの解剖(2016/英)

死因を知りたい欲求と、怖いもの見たさの解剖シーンのグロさは十分にこちらの悪趣味に応えてくれたと思う。一体目のご遺体のように、解剖だけで死因まで辿り着く監察医モノ的な展開による結末でも良かったと思う。
IN4MATION

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







一体目のご遺体は一見、焼死体(既にグロい)。

だが、直接的な死因は高温の煙を吸ったことによる肺の熱傷ではなく、鈍器で頭部を殴られたことが解剖で判明する。

ジェーン・ドゥの死因も解剖で死因が判明していく一種の解剖医学的なサスペンスかと思いきや、まさかの魔女オチ。

キリスト教圏ではない環境で育つことが多い日本人は、おそらく魔女より霊の方が怖いって人は多いと思う。

僕も後半の悪魔による「受けた拷問の復讐」シーンよりも前半の解剖シーンのリアルさの方が怖かった。

でも、面白かった。

日本のテレビドラマなんかでも監察医モノが増えたけれど、地上波ではなかなか内臓は見せてくれない。

見たい、怖い、でも見たい、そんな僕の不謹慎な欲求にはしっかり応えてくれたウェルメイド。

(評価:★5)

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このコメントを気に入った人達 (1 人)ゑぎ[*]

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