予告とか何も見てなかったもので、初めはバイハザ実写版？と思ったけど、たしかにかっこいいよ！あのアクションは外人受けもするだろうね。それにみんなおっとこ前。う〜ん男臭さがたまんない。でも・・

あのアフレコってどうよ？日本映画なのに、へたな日本語吹き替えを見たかんじ？棒読みだし、廻りの森の自然で不気味な雰囲気がこのアフレコのおかげで、私には伝わってこなかったのが残念。

あの女優さんはなんで、あんな状況なのに、男に媚びた顔をいつもしてるのだろう。アニメの中から出てきたような・・。いくらこの男達の正体がわかってるとしても、そんなに「んもぅ！」ってな感じで口尖らせてかわいこぶらんでも。人を殺して欲しくなければ、もっと必死な顔が良いのではないかなあ。

刑事は手首をもぎ取られていても、いたって普通。かなり危ない感じでカッコイイけど、そこは人間らしく痛がってほしかった。それとも、刑事達も永遠の命？

あと、所々のジョークがサムイッす。常に王道のカッコイイ台詞（多少臭いが）の中だからこそのジョークだろうけど、そこだけ、引いてしまった。　ウルフルズのサンコン似の男は、いかにも弱そうで良かったけどね。かなり松田優作作りな人もいたし、皆さんの言うとおり、主人公は新庄。

これだけ文句だらだらいっても、アクションはホントカッコイイ。それだけみれば、北村龍平は日本映画史に残る監督ではないだろうか。多分監督本人もその点だけ見て欲しいのだろう。私の評価もその点のみ。あの俳優さん達はＶシネやくざ物で死んだり刀振り回したりして欲しくないな。（もちろんＶシネが悪い訳ではないです。）