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[コメント] さがす(2022/日)

犯罪扶助の動機には佐藤二朗と清水尋也の両者に一定の合理性はある。にもかかわらず、残る違和感は何なのか。伊東蒼と清水の遭遇は偶然ではなかったのだが、偶然の印象は去りそうもない。
disjunctive

死に向き合う人々の挙動が劇画のようにカジュアルである。筋は劇画に違いないが、こちらに心構えがないために佐藤のガンギマリがあり得なく見える。森田望智に妻が投影される件で劇画はそれに値する表現に達する。伊東がすべてを把握しているオチでマンガに戻ってしまう。

(評価:★4)

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このコメントを気に入った人達 (2 人)ぽんしゅう[*] けにろん[*]

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