[コメント] 殺しの烙印(1967/日)
男前ぇ〜の殺し屋は〜 香水の臭いがぁしたぁ〜♪〔3.5〕
・・・
:「でっかい指輪をはめてるな。」
:「安かねぇんだ。」
:「安心しろ。そいつには当てねぇよ。」
(SE)バァン!
まがったネぇクタぁイを〜 気にしてぇ〜死んだぁ〜♪
唄:大和屋竺。
・・・
監督はこれで、「わけわからん映画をつくる奴はいらん」と日活を追い出されたのだそうですが、決して前衛的映画と云う訳ではありません(私はてっきりそうかと思い込んでいました)。今風に言うならば、スタイリッシュおバカ映画です。カッコよさとおバカの狭間で苦悶しているかのような宍戸錠が笑えます(と言っても、馬鹿にしているわけではないですよ)。これは脚本に参加して、何故なのか主題歌まで唄っている大和屋竺氏の世界でしょう。(具流八郎=鈴木清順、木村武夫、大和屋竺、田中陽造、曾根中生、岡田裕、榛谷泰明らによるシナリオ創作集団。)
怖いほど妖艶な真理アンヌにも注目。
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