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上地雄輔の映画ファンのコメント

抱きしめたい 真実の物語(2013/日) ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌(2008/日) くじけないで(2013/日) バンクーバーの朝日(2014/日) 土竜の唄 潜入捜査官REIJI(2014/日) ドロップ(2009/日) 突入せよ! 「あさま山荘」事件(2002/日) クローズ ZERO II(2009/日) 君の膵臓をたべたい(2017/日) 超高速!参勤交代(2014/日) リボルバー 青い春(2003/日) 漫才ギャング(2010/日) クローズ ZERO(2007/日) 超高速!参勤交代 リターンズ(2016/日) アニムスアニマ(2003/日) 前田建設ファンタジー営業部(2020/日) 土竜の唄 香港狂騒曲(2016/日) 新宿スワンII(2017/日) のぼうの城(2011/日)が好きな人ファンを表示する

けにろんのコメント************

★3抱きしめたい 真実の物語(2013/日)「逃げるなら今のうち」と言う台詞の重みが夜のメリゴーの煌きに融解する場が白眉だが、物語はそれを回収するわけでもない。脳性麻痺ブラザーズ他リアリズム志向のバックグラウンドが買えるだけに詰めの甘さが目立つ。只管に景子ちゃんの真摯さが泣ける。[投票]
★4バンクーバーの朝日(2014/日)鬱積を晴らす術もない抑圧の移民族史の束の間の晴れ間を描くにこの低体温が相応しい。ましてやバント戦術というショボい勝ち方ではゲームが盛り上がろう筈もないが、それでも必死だった彼等の思いは胸を打つ。怜悧で真摯な石井イズムは全篇を掌握してる。[投票(1)]
★3土竜の唄 潜入捜査官REIJI(2014/日)温い奴らがアナーキーぶってもダメな気がするし、もう三池クドカンも歳とり保守に成り果て斬新ではなくなった。振りはしても哀しいほど予定調和だ。まあそれでも随所でオモロイ。真面目にアホやってドシラケな3人や童貞喪失の懐旧的テイストなど。[投票]
★4突入せよ! 「あさま山荘」事件(2002/日)反体制への肩入れこそ良しとの亡霊が蔓延る業界内で官憲側から事件を描いた映画を撮るのは勇気が要ったと思うが原田は元々そういう自意識とは無縁だったのだろう。ショットの連結が産むリズムにこそ映画の真実はあるとの開き直りは有無を言わせぬ説得性。[投票(3)]
★3クローズ ZERO II(2009/日)集団抗争の予感横溢する導入から30分は胸ときめく至高の展開だったが、鈴蘭VS鳳仙の抗争の引金OBが又も逸脱し強度を拡散させる。1作目より数段良いが脇の甘さは変わらない。そして、このどつき合いのパワーのみに制される価値基準は青すぎる。[投票(1)]
★3君の膵臓をたべたい(2017/日)一昔前の奥手女子が陥った白馬の王子願望の極めて現代的裏返しで、据膳喰わぬも当たり前では悦に入ってみても内実は妄想に留まる。それでも胡散臭い話を唯1人で背負う美波ちゃんは辛うじて映画の誠。損な役回りに甘んじた景子も又ある意味誠である。[投票(1)]
★3超高速!参勤交代(2014/日)60年代的明朗快活な時代劇の復刻としてプログラムピクチャー的軽みは良しとしても、やはり喜八沢島のスチャラカだがエッジの効いた諸作を思い出し物足りない。正直ユルユルである。2つの主従関係や2つの恋。そういう対比も活かし切れてないよ。[投票(1)]
★2クローズ ZERO(2007/日)親爺の座を取ったるとか息巻いてる割にメソついたりヘタレな先輩に頼ってみたりで、主人公に強靱さが無く、対する芹沢も太めでカリスマが無い。途中からどうでもよくなる覇権争いだが仲間の手術との青春カットバックは別の意味で狂気の沙汰だろう。寒すぎる。[投票(3)]
★3新宿スワンII(2017/日)虚構の男騒ぎの完璧な創造物として因縁浅からぬガチ邂逅とヤクザ・ヤク中三つ巴はまあ良しとしても、カットバックされるミスコンが温度の違うもん混ぜてわやくちゃ。しかもアリスのタコ踊りへの拍手喝采に至っては最早形振り構わぬアホに徹したかのよう。[投票]