★4 | サンシャイン・クリーニング(2008/米) | 特異な職業、ということ以外はほとんど何も起きない、いたって普通の物語。それでも最後まで見ていられるのは彼女たちがいつも前に向いているからだろう。いろんなものを洗い落としながら少しずつ前に向いて歩いている。そんな姿が素敵だ。お母さんのエピソード、もっとじっくりやって欲しかったけど。あんな良いエピソードをサラリと済ませすぎ。 | [投票] |
★3 | アダプテーション(2002/米) | つまりは後半の破綻を洒落と笑って許せるかどうか、そして前半のダレた感じを愛せるかどうかが肝。私は前半を愛しちゃったがために後半の展開が辛かった。途中からこれは「○オチだったらどーしよう」なんて、本編とは違う次元で悩ませられてしまったのは許しがたい。いや、ノセられた自分も許せない。 | [投票(2)] |
★5 | リトル・ミス・サンシャイン(2006/米) | 少しずつ打ち解けていくスティーヴ・カレルの抑制の効いた演技が素晴らしい。アラン・アーキンも賞納得の演技。家族で車を押すシーンが全ての象徴。各人の個性が見事に立っていて、バラバラでも繋がっている、どこにでもいる家族のどこにでもありそうな物語。そこが良い。 | [投票(1)] |