美しさと哀しみと(1965/日)ファンのコメント
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博奕打ち(1967/日) |
任侠の閉じた世界の中の更にミニマムに限定された領域で鶴田・待田・山城VS河津・若山(快演)・小池のシンプル構図も心地よく、小沢演出もアップ使いの時宜を得てナイス。後の組織論的笠原世界とは違う味わいが又良い。 (けにろん) | [投票(1)] | |
この1本で若山富三郎は東映仁侠映画に欠かせない存在となった、と言っても過言ではない。そんな会心の悪役演技だ。自身の発案で身に付けたという丸縁メガネが、凄味を引き出す隠し味となっており、主役の鶴田浩二さえも完全に食ってしまっている。 (AONI) | [投票(2)] | |
ラスト30分、次々と仕掛けられる理不尽な現実。侠客モノの定番とはいえ、この脚本の面白さは鉄板であろう。悪役側が必ずしも極悪でなく身内に非がある点など、後の『総長賭博』『外伝』に繋がっていく脱大衆娯楽の先陣を担っている。 (sawa:38) | [投票] |