新座頭市物語 折れた杖(1972/日)ファンのコメント
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荒木又右エ門 決闘鍵屋の辻(1952/日) |
前半部のやたらと台詞での状況説明が目立つ粗い脚本に対し、後半に入るや時間軸を同調させての緊張感とリアリズムを求めた殺陣が映画を救う。特に野次馬の視点で捉えた映像はこの「講談」の本質を上手に捉えている。 (sawa:38) | [投票] | |
河合又五郎一行が辻の向こうに現れてから鍵屋の前へさしかかるまでの時間を引き延ばした森一生の演出は手に汗握る。また加東大介の怖じ気づきようが上手い上手い。このパンニングとアップカットで人物の心理を丹念に描いていく手法は実に巧くいっている。 [review] (ゑぎ) | [投票(1)] |