★4 | 音がなくても迫力が伝わってくる、火事のシーンや土地争奪戦のシーンのスペクタクルは圧巻。花婿探しのエピソードなどに見られるユーモアもいい。また、この映画はラストカットが非常にカッコいい。 (太陽と戦慄) | [投票(1)] |
★4 | スペクタクル。フォードのスペクタクルは「美術」のそれのように完全な人為のものではなく、必ず人智の及ばざるところを含んだ「風景」と「アクション」のそれとしてある。凄まじすぎる炎と硝煙。そして保安官ルー・テリジェンのあまりにもイーヴルな顔に戦慄し、三悪人のヒロイズムに涙する。 [review] (3819695) | [投票] |
★3 | 一巻目の西部開拓講釈には相当面食らってしまうが、実は饒舌こそフォード作品の本質の一端である。多くの作品に強烈なエスタブリッシング・ショットがあまた残されているゆえに見過ごされがちなところだが、彼はワンシーンの見事さだけで押すタイプではない、実に多声的な作家なのだ。 (ジェリー) | [投票] |
★4 | まずファーストカットといっていいカットが航海中の帆船、というので吃驚。『三人の名付親』同様の小品を期待していたのだが、予想に反して、ものすごく格調の高い大作西部劇だ。この映画は『駅馬車』以上に西部劇の決定版といっていいぐらい西部劇アイテム満載。 (ゑぎ) | [投票(1)] |