ミシェル・セールの映画ファンのコメント
ハンカチのご用意を(1978/仏=ベルギー) 最後のアドレス(1969/仏) シビルの部屋(1976/仏=独) バルスーズ(1974/仏)が好きな人 | ファンを表示する |
緋色の街 スカーレット・ストリート(1945/米) |
登場人物の内面外面の造形の大胆なゆがみが映画の均整を崩しているグロテスクな美しさをどう評価しよう! 今はただ、ドイツ表現主義のハリウッドにおける新たな再生という陳腐な表現しか思い浮かばない。ワイラー流の古典的遠近法から最も遠いが、遠いゆえにこの映画は讃えられる。 (ジェリー) | [投票(1)] | |
性悪女に翻弄されるアホ親爺の物語として申し分も無いが、真の才能が世に出る絶望的な蓋然性の物語としての皮相な味付けが又良い。そして何より決定的に裁断される悪に冤罪も糞もない呵責無さ。展開のダイナミズムに対しラング演出はオーソドックスだ。 (けにろん) | [投票(1)] |