早見優の映画ファンのコメント
パッチギ!(2004/日) |
その時代、その時代、日本人は日本人それぞれにその時代の自分にできることを精一杯やった。在日も同じ。それを後から理屈では何とでも批判できる。そんなここ20年くらいの風潮に、理屈型エンターテインメントで攻めてくる。何かを解決する映画じゃない、投げかける、戦争することに意味がある。 (SUM) | [投票] | |
前半の散漫にみえた数々のエピソードを、葬式のシーンから一気にシンクロさせる構成に、全身の毛穴が総毛立った。これできる脚本家って、なかなか現在の日本映画界にはいないんですよね。三谷さん、クドカン、羽原さん、全員舞台出身の人たちだけど、やっぱり場数をこなしてるからか、群像劇を書くのが上手い。 (Linus) | [投票(1)] | |
至極まっとうな感覚を持った、誠実な大人により語られた、実にバランスの良い話(メッセージ)だ。随所で良い映画だと溜息をつかされた。まったく理想的な仕事と思わされる脚本(構成)で、クライマックスは演出の情熱に浮かされた。 [review] (kiona) | [投票(1)] |