衣笠淳子の映画ファンのコメント
放浪三昧(1928/日) 大菩薩峠 第一篇 甲源一刀流の巻(1935/日) 春秋一刀流(1939/日) 河内山宗俊(1936/日)が好きな人 | ファンを表示する |
出来ごころ(1933/日) |
寅さんものの先駆作。この下町空間にどっぷり浸りたいという欲望をつい持ってしまう。 (ジェリー) | [投票] | |
周囲がどんなにきな臭くなっても、一貫してこの流れを作ってきた小津監督の力量こそが日本の資産。 [review] (甘崎庵) | [投票(1)] | |
小津の喜八ものは本作から始まる。完成度では次作『浮草物語』の方がさらに上だと思うが、殆ど間然するところのない演出だ。そして本作はラスト近くで驚くべき自由な展開、自由な演出を見せる。この水辺のシーンはまるでジャン・ルノワールじゃないか。その大らかな時間と空間の演出において小津はルノワールに通低する。 (ゑぎ) | [投票(1)] |