★4 | 上野樹里の憎まれっ子演技で、彼女も一皮剥けたと感ずる。もとより性格俳優の素養はあったのだから、立派に今後も「顔だけじゃない女」を演じてくれるだろう。そして、カッコ良くない沢田研二が、今になってやっと許せてきたような気がする。この物語の暖かい構造がそう見せてくれたのだろう。安田真奈、注目の作家である。 (水那岐) | [投票(3)] |
★4 | 不機嫌で我侭勝手なヒロインを観客に嫌わせない脚本・演出の力量。これがOL兼業で10年、コツコツ書き撮り続けてきた人の初劇場映画と聞いたら、応援せずにはいられません。立派!補聴器のエピソードには泣かされました。(06.10.14@テアトル梅田) (movableinferno) | [投票(1)] |
★4 | 大雑把なタイトルとは裏腹に、実に細やかで血の通ったホームドラマ。 [review] (林田乃丞) | [投票(3)] |
★4 | 真っ当な脚本、丁寧な演出、誠実な撮影、落ち着いた編集。これ見よがしのお涙頂戴もシュールで自己満足なお笑いも無し。主人公の成長が少々。「良い仕事」をしようとする人たちが描かれた映画だが、この映画自体が「良い仕事」の成果と言える。 [review] (立秋) | [投票(1)] |