★4 | 明らかに低予算のB級作品だが、無駄のないシーン展開と的確な演出によるムード醸成が見もののマーティン・スコセッシ監督の習作。随所に彼の才能の片鱗が垣間見えるのが興味深い。聖書を彷彿とさせる衝撃的なラストの余韻がいつまでも心に残る…。 (ガブリエルアン・カットグラ) | [投票] |
★4 | 説明的な部分は省略し、見せたいものを絶対的なカットで見せる若きスコセッシの才気。 [review] (ナム太郎) | [投票(2)] |
★4 | 主人公を「女性」に、舞台を「南部」に置く点でマーティン・スコセッシの作品暦上に特異な位置を占めるが、やはり最大の魅力はスコセッシらしい仕方で育まれた「違和感」だ。カット間およびシーン間の円滑な連繋に対する無頓着。ちぐはぐなダイアローグ。生々しいとも嘘臭いとも云える唐突な暴力の炸裂。 [review] (3819695) | [投票(1)] |
★4 | クレジットでスコセッシの文字が赤いように、映画で血が出るワケで。
黒人のたむろするバーにバーバラ・ハーシーが入る周囲の違和感。再会の中にそんな空気が入る所や
終盤で釘で打つ音のリズムから銃を撃つ音のリズムの刻みが緊張感を生む。
(モノリス砥石) | [投票(2)] |