小倉一男の映画ファンのコメント
群衆(1941/米) |
捏造されたトリックスターが熱狂支持でカリスマになるにしては提唱するのが「隣人愛」ってのが浅い。しかし、スタジアムから公会堂に至る後半の大構えな本気汁。キャプラの信念が疑義を覆い潰す。そしてスタンウィックの可愛さとブレナンの心根。 (けにろん) | [投票] | |
キャプラ作品のスゴさは、その普遍性にある。本作も政治権力の今も昔も変わらない、ずる賢さ、醜悪さをあぶりだす。それと今回はクーパーの演技力に気付いた。仕事のない軽い男が、ラストに信念を持った重い男になっていた!ヒロインの可愛さについては云う迄もない。 (KEI) | [投票(1)] | |
マスコミによって作り出された虚像。それに踊らされる群衆。 ナチス台頭期の作品だけに、一連のキャプラ作品の中でも、特に重いメッセージ性が感じられた。 (AONI) | [投票(1)] | |
記事の捏造、やらせ等々現在も変わらず行われている事が描かれており、マスコミによる情報操作の恐ろしさを伝えてくれる作品。 (TM(H19.1加入)) | [投票] |