★4 | 剥き出しの出来事に対して、安易な物語化を拒否し、それに向き合うための「勇気」を持つということ。 [review] (蒼井ゆう21) | [投票(3)] |
★4 | 最初の1時間、60年代の学生運動の歴史勉強はやや退屈ではあるが、世界的に革命が流行する当時の浮き足立った時代性が理解できる。そんな「時代の流行」に流されちゃった若者達の視点から描いた、歪んだ青春ロードムービー。080713 [review] (しど) | [投票(6)] |
★4 | 若松孝二が撮った事が重要なのだと思う。仮にどんな内容であっても、彼(当時を適切な立場で知る者)でなかったら観客は納得出来なかったのではないか。… 2ヶ月以上reviewに頭を悩ませてきたが、40年答えられなかった問題にひとつの解答を出したこの映画に対して、俺如きが軽々に評せられる筈もない。 [review] (死ぬまでシネマ) | [投票(4)] |
★5 | 「勇気」という無限と、「共産主義化」「革命的」という無限の狭間で揺れる「若さ」。それは、残酷にも「生」を引き裂いて行く一方通行の情熱。「若さ」が「勇気」を獲得する日は来るのだろうか――。 2008年4月19日劇場鑑賞 [review] (ねこすけ) | [投票(5)] |
★3 | 序盤のセクト勃興史は、あたかも深作『代理戦争』の如しで快調だが、物語が山に入ってからは停滞。今更のこういう永田や森なら伴明『光の雨』の方が鮮烈だった。愚直なまでの若松は支持したいが現代に訴求させる多面的「総括」には至らなかった。 (けにろん) | [投票] |