★4 | 映画を子供向けに撮らないニック・パークは絶対的に信用できる。現代最高峰のアクション・サスペンス・コメディ・シリーズ『ウォレスとグルミット』はどこまでも「大人」の映画である。展開の濃密さはシリーズでも随一。驚愕のアニメーションが連続し、どこを切っても映画の記憶が溢れ出てくる。 [review] (3819695) | [投票(2)] |
★5 | ドMマグロ天然ボケのウォレス氏に言葉を持たないグルミット君がツッコミを入れるためには、とにかく寡黙に忠犬スタイルを貫いて「アクション」するしかない。これほど「アクション」が雄弁なツッコミとして必然化する設定を愉しまない手はない。しかも観客からツッコむ暇だけは絶対に与えないというナンセンスのスピード感と漲る自信。至上の英国ド突き漫才アクション。魅力的過ぎる手触り。参った。怒濤と豊穣の30分。 [review] (DSCH) | [投票(2)] |
★4 | 当然ながら傑作。相変わらずの高いクオリティで面白い。『サイコ』に『エイリアン2』などちりばめられたオマージュを挙げればキリがないし、フラフルズも可愛い。今後のシリーズはこの3人(匹?)でやっていくのだろうか。今から楽しみで仕方がない。 (赤い戦車) | [投票] |
★4 | 相変わらずよく出来ているのだけど、事件が妙に生々しい展開でちょっと引いてしまった。このシリーズは夢を見せ続けて欲しかったのにな。グルミットの献身と引き換えにウォレスの堕落さ加減も目に余る。まあ、主人がこれだと自分だけはしっかりせねば、とは思うのだろうケドね。 (tkcrows) | [投票] |