★4 | およそ説明のつかない、あらゆる意味付けや価値観・倫理感を超越して他者の理解を寄せ付けない排他的な「理解」こそ「愛」と呼びうる局面があるのであって、その観察の的確な実践と言える。字義通りの空腹のみならず、殺意、孤独、あらゆる「飢え」が表出する。それを「みたす」ことへの二律背反する感情。作品内で展開される「行為」の全てが深く、見応えがある。 [review] (DSCH) | [投票(5)] |
★4 | “ヴァンパイア”というジャンル、耽美的な情景描写、言葉数の少ないキャラクター…何一つ個人的な嗜好の見当たらない作品ではあったが、最後までストーリーの行方に釘付けになった。秀作でしょう、間違いなく。 (田邉 晴彦) | [投票] |
★4 | ハリウッドリメイク版を先に観てしまっていたが、こっちの方が全然面白い。てか、あのリメイクの駄作っぷりは何だったんだ? [review] (ペペロンチーノ) | [投票(1)] |
★4 | ホラーというジャンルにあってとりわけ「吸血鬼」が作品の耽美性を強めやすい素材であることは確かにしても、娯楽映画においてここまで耽美的な画面を志向するというのがまるで現代的ではない。いや、それがヨーロッパ的であると云うべきか。北欧が提示する現代娯楽映画のひとつの型、かもしれない。 [review] (3819695) | [投票(3)] |
★3 | エリのキャラを見ると、例え心で繋がった相手でも自分が生きるためなら容赦なく切り捨てられるだけの余裕も感じさせられ、吸血鬼として生きることへの非情さを見せられた気がする。 [review] (わっこ) | [投票] |
★4 | 詩的で面白いヴァンパイア映画だ。最初から最後まで緊張感が途切れない。ただし、近年まれに見るほどの最低最悪な邦題には物申す [review] (赤い戦車) | [投票(12)] |