★5 | 与えられる情報は全て点・点・点。それが線に繋がるまでに掛かり過ぎた時間を中和してくれた小西真奈美の演技力を評価。バーのママ、元・妻、元・教え子、一人の女、幾つもの顔を見せてくれた。グッとくるものがあった。窪塚洋介のそれもいつもの安定感。 [review] (IN4MATION) | [投票(2)] |
★3 | 原作未読だから何とも言えないが塾の教え子の行方を捜しにはるか10数年ぶりに東京まで訪ねた塾教師の、同じく10数年時が止まっていた自分探しとシンクロする心情がほとんど伝わってこなかったのが惜しまれる。
[review] (セント) | [投票(2)] |
★4 | 暴力装置としての窪塚の軽佻と菅田の忠誠、サトエリの女くさいインモラルぶりと杉本のやさぐれ感、女と母を生きた江波が滲ます秘愛の凄み。仲村の空疎と小西の濃密が融解してゆく道程をピンポイントで補完する役者たちが魅力的。丸山、阪本、仙元のベストマッチ。 (ぽんしゅう) | [投票(3)] |
★2 | どこにも連れて行ってくれないウジウジ恋愛もの。丸山昇一は駄目。彼のホンを傑作にできるのはホンを無視できる相米みたいな傑物だけで、阪本にそこまでの胆力はなかった。 [review] (寒山拾得) | [投票(1)] |