赤と黒(1954/仏)ファンのコメント
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アレクサンドリア(2009/スペイン) |
歴史映画としても恋愛映画としてもしみじみ良い作品だった。下層民に浸透し段々権力者さえも取りこみ暴走していくキリスト教がリアルに描かれる。ユダヤ教との対立や当時のアレキサンドリアという魅力的な街も興味深かった。 (ルクレ) | [投票(1)] | |
命を賭して貫く信念と言うより、ふとした身の処し方への拘りから袋小路へ追い込まれ引き下がれず抗えない女。愛しい女の苦境に男が成すべき誠実。宗教戦争の現代へと連なる普遍を背景にマクロとミクロの往還技法の冴えとピン送りの必然。傑作だが短いのが難。 (けにろん) | [投票(2)] | |
無意味に自虐する必要はないが、かといって反省なき団体(国家、政党、宗教その他諸々)ほど醜悪なものはない。アレハンドロ・アメナーバルは自分の属する団体の罪を暴く作品を、『海を飛ぶ夢』に続いて創りあげた。しかしそれは無責任な他人事の糾弾では決してない。 [review] (水那岐) | [投票(3)] |