ジョヴァンナ・ドッディの映画ファンのコメント
プッチーニの愛人(2008/伊) 慰めようのない者(2011/仏) あの彼らの出会い(2006/伊=仏) 魔女 女だけで(2009/仏=伊) 母(2012/スイス)が好きな人 | ファンを表示する |
アニキ・ボボ(1942/ポルトガル) |
目撃した者はまず自分を変えなくてはいけない。 [review] (寒山拾得) | [投票(1)] | |
川面の揺らめきはルノワール、楽団の演奏はフォードを思わせ、イマジナリー・ラインを平然と越えたり、水に飛び込んだり屋根を伝う(下を見下ろす少年のミタメショットが挿入されるのだが、犬が建物の影に入っていく。この犬がいるのといないのとでは高所感が大違い)など活劇的興奮も存分に味わえ、ウェルズかと見紛うような影の伸びた夜間シーンまである。既にして傑作であり、子供たちの瑞々しい演技も見物。 (赤い戦車) | [投票(1)] | |
マノエル・ド・オリヴェイラ処女長篇の第一カットは「列車」だ。子供映画の傑作としての魅力はいまだ清新で芳しい。一方で夜の泥棒ごっこシーンは子供映画にはあるまじき(似つかわしくない)ほどの格好よさだ。その光と影はそこいらのフィルム・ノワールでは太刀打ちできない審美的心理表現の粋である。 [review] (3819695) | [投票(1)] |