ミシェル・ヴァレイの映画ファンのコメント
籠の中の乙女(2009/ギリシャ)が好きな人 | ファンを表示する |
メアリー&マックス(2009/豪) |
主人公の2人ともスルッと受け容れられるようなスベスベした造形のキャラクターではない。観ている最中はそのザラつきに心が騒いだが、観終わって2人(特にマックス)に惹きつけられていたことに気づく。 [review] (irodori) | [投票] | |
「綺麗は穢い、穢いは綺麗」という沙翁が発見した命題がこの映画の原理的方法論だ。醜さこそが美しさを表現する。手紙の文面を再現した画面だけで構成された「書簡体映画」を期待したところもあるが、巻頭の無人カット群を見ても明らかなように、キャラクタに依存せずとも「世界」は立派に形作られている。 (3819695) | [投票(2)] | |
「人は土くれから生まれて、ウンチのような人生を終えたら土くれに還るだけ。じゃ、ウンチみたいな土くれで表現しよっか」という恐るべき達観と方法論。アードマン真っ青。一方で、ウンチに寄り添う優しさもガチなのだ。清濁併せ呑んで浸り切らないとこの味わいは出せない。正真正銘の本物。 (DSCH) | [投票] |