★5 | 人が人に思いを寄せるということは、自らの制御範囲を超え無防備なまま相手に支配されるということに他ならず、そこに生じる呪縛や麻痺の悦楽は甘えの賜物で、だからこそ依存のバランスが崩れたとき愛情は汚泥のように深く人の心に沈殿するというどうしようもなさ。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(4)] |
★5 | これは仕事なんだ、と冷静に見ていたのに
、最後の矢野顕子さんの曲を聞いた途端、涙がドッと溢れ出てきた。(2012/4/18) [review] (chokobo) | [投票] |
★4 | 固有名詞に彩られた、どこまでも具体的で個人的な物語が、いつしか普遍的としか云いようがない風景に至る。床置きカメラが捉えた、事態をまるで弁えぬ犬のはしゃぎぶり。そしてラストシーン撮影直前の監督を襲ったぎっくり腰に私は決定的に動揺する。作為の演出では絶対に到達不可能な、奇跡的な映画性。 (3819695) | [投票(3)] |
★3 | 昔の男たちが棺を運ぶっていいな。 (モロッコ) | [投票(2)] |
★3 | 説明的な字幕が多すぎて好みじゃないし、正直完成度は低いと思う。しかし、遺体発見の瞬間や5年間溜め続けた叫びが放たれるラスト。強烈な「リアル」を感じた。 (赤い戦車) | [投票(1)] |