杉村重郎の映画ファンのコメント
インヒアレント・ヴァイス(2014/米) |
セリフによる人間関係の説明が多すぎるので油断するとわからなくなってしまう。しかしラスト30分くらいは面白かった。探偵、秘密組織、ヒッピー文化、家族愛など、面白ネタを詰め込みすぎて説明的になったのは残念。ピンチョンの長編も読んでみたくなった。 (saku99) | [投票(2)] | |
インヒアレント・ヴァイス、内在する欠陥。卵は割れる、船は沈む、国家は堕落する。中毒にしては治し、罪を犯しては贖罪する病魔。陽気に病んだ過渡期のアメリカ、象徴の迷路とクスリの酩酊の中で、それでも最後は明晰にドックは語りかける。「結局俺にはこれしかなかった。失われたり変質したりしたかもしれないが。で、あんたはどんな時代の、どんな愛を生きてんの?」実はセンチメンタルなPTAらしさが嬉しい一本。 [review] (DSCH) | [投票(4)] | |
P.T.A.はP.M.H. [review] (ペペロンチーノ) | [投票(4)] |