コメンテータ
ランキング
HELP

メイ・ティンの映画ファンのコメント

激戦 ハート・オブ・ファイト(2013/香港=中国) ブラインド・マッサージ(2014/中国=仏) 追憶の上海(1998/中国) 再生の朝に ある裁判官の選択(2009/中国)が好きな人ファンを表示する

FAKE(2016/日)************

★4薄暗い室内に大きな音で鳴り響く玄関チャイムや、窓外を走り抜ける電車の癇に障る轟音。もしも、この耳障りな生活音が、聾唖者の暮らしぶりを演出するためのFAKEだったとしたら森達也ほど巧妙な嘘つきはいない。私のなかの、疑うことと、信じることの曖昧さ。 [review] (ぽんしゅう)[投票(5)]
★3その場面の“沈黙”の「質」を担保する生活者的ディテールあれこれ。あれこれの時間的持続の中での共有ありこそすれ、見る者はその場面の“沈黙”にある種の「応答」を見出す。この人はこういう人なのだ、と。その納得を導く為のあれこれが、そのまま映画自体が描き出す普遍的な「豊か」さともなる。楽曲は如何にも“それらしく”、それをそこに当てはめるセンスはまさしく諧謔。 ()[投票(2)]
★4成程、確かにこの映画は俎上の諸サブジェクトの真偽判定を保留の状態に至らしめる。ここでは真偽をめぐる問い自体が無効だと云ってもよい。真偽の境はグラデーションである、などと森達也好みの云い方もあるだろう。それでもなおこの映画はある一事を避けがたく明証する。それすなわち森の演出力である。 [review] (3819695)[投票(4)]
★1こういうのが本当に「汚い」映画なのだと思う。森達也が腹黒すぎて佐村河内氏とかどうでもええわ。 (ペンクロフ)[投票(1)]