細井俊介の映画ファンのコメント
舞妓はレディ(2014/日) 幼獣マメシバ(2009/日) 殺すな(2021/日) 棚の隅(2006/日)が好きな人 | ファンを表示する |
悪童日記(2013/独=ハンガリー) |
ナチ支配下の東欧で状況を見つめる双子の冷視線は否応なく『ブリキの太鼓』のトリックスター少年オスカルを連想させるが、言うほど弾ける訳でもない。真摯な作風は原作への遠慮の裏返しとも言え、それは映画としてどうなのかとも思う。毒のブローアップ不足。 (けにろん) | [投票(2)] | |
真正の『地獄でなぜ悪い』。好むと好まざるとにかかわらず地獄に叩き込まれた双生児は、パパとママのいい子である過去を脱ぎ捨てて冷徹で狡猾な大人のオーラを漂わせるに至る。「戦争のせい」などとは言わない。双生児の望んだことは地獄に順応することであり、その目的のためなら裏切りも制裁も厭うところではなかったのだ。 [review] (水那岐) | [投票(4)] | |
原作ファンとして、この映画に、私は満足しました。双子の造形も、流れている雰囲気も。続編を期待します。 (もがみがわ) | [投票] |