祖谷物語 おくのひと(2013/日)ファンのコメント
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捨てがたき人々(2012/日) |
大森南朋の帰島以来、平穏だったはずの五島では、彼と直接/間接に関係した者たちが次々と非業の死を遂げる。「生きるのに飽きた」にもかかわらず生き続ける大森と釣り合いを計るかのように。「それでも生きてしまう」男と、彼の途上に横たわる屍たち。その対照を結果しているのは常に生理的欲求である。 (3819695) | [投票] | |
どうせ欲望に抗って生きることなどできないのなら、狸穴(大森南朋)の嘘のない生こそが潔いのかもしれないが、悲しいかな人は虚飾をまとったその陰で欲望を満たしながら生きるのを常とする。ときに虚飾は愛や絆と混濁する。嘘なく生きる定めの男の無謀と悲しさ。 (ぽんしゅう) | [投票] |