チューズデイ・ウェルドの映画ファンのコメント
20センチュリー・ウーマン(2016/米) |
大恐慌と大戦を知るシングルマザー(アネット・ベニング)は、ひたすら強気で人生を突き進むことで幸不幸という価値の外側に身を置いて平穏を保ってきたのだ。そして55歳、あらゆる価値が変転する70年代に直面し“幸福”の意味が分からない自分に戸惑い立ち尽くす。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(2)] | |
母親の物語として成立させながらも、その個性に負けないキャラの投入により単なる面影譚で終わらせない膨らみが肝。80年代という時代が美しい映像で語られる感覚も不思議で、自分には新鮮に。米国での高評価に比し、日本では黙殺同然だったのが残念。 (ナム太郎) | [投票(1)] |