ヴァンサン・ポワミロの映画ファンのコメント
ONODA 一万夜を越えて(2021/仏=独=ベルギー=伊=日)が好きな人 | ファンを表示する |
ホットギミック ガールミーツボーイ(2019/日) |
幾何学的なロケーションが生む人工的な低温と、流暢な長回しと短いカッティングによるテクニカルな時間制御が、漫画的なデフォルメを担保された悩める女子(堀未央奈)と、迷える男子たちの図式的な“お約束関係”を現実のような幻想として成立させてしまう。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(1)] | |
地味女子の妄想譚的な四角関係を理数系の合理性で処理したような幾何学的な美しさがあり、それはロケーション選定やカットの断片組成にも及ぶ。主体性ゼロの流され続ける主人公を触媒とし男たちは変容する。祝祭的な帰結が山戸流の全肯定なエールなのだ。 (けにろん) | [投票(2)] |