★4 | 異形の画面群がオーソドックスなはずのメロドラマ/没落劇に怪物じみた表象を与え、監督の意に沿わぬ度を越した物語的省略までもがなぜかそれに拍車をかけるという異常事態にたまげつつ、要所要所で場をさらうアグネス・ムーアヘッドにもびっくり。「自動車」の映画としても歴史に残る。 (3819695) | [投票(2)] |
★5 | 鬼気迫る傑作。階段を使った恐ろしくハイテンションな演出はどうだ。 そしてそして特筆すべきはアグネス・ムーアヘッドの「すねた」演技だ。彼女の上手さには全く舌を巻く。ムーアヘッドがこの映画を支えていると言っても過言ではない。
[review] (ゑぎ) | [投票(2)] |
★4 | 切ったり貼ったりで原型がよく分からないが、これじゃ「アン〜家の息子」じゃないか。原尺なら見応え十分だったかも。27歳で、この大人の映画を撮った。やはり天才。むくいか愛か、どちらにせよ本作では中途半端。ただ間違いなく面白く、力のある画に、4点献上。 (KEI) | [投票] |
★4 | やはりここでもウェルズらしい強烈な光と影、長回し、パンフォーカス、仰角を駆使したダイナミックな演出が見事。短縮される前のバージョンを是非とも拝見してみたいものだ。私は『市民ケーン』よりも本作や『黒い罠』など、後に作られた作品の方がずっと面白いと思う。 (赤い戦車) | [投票] |