★5 | 筒井真理子の出演作はそんなに観ていないが、彼女は良い役者だと思った。日々の暮らしの中でどうしてもわき起こる、心をざわつかせるような出来事と、そこから生じる負の感情に「本当にそうだよ」といたく共感した。 [review] (シーチキン) | [投票(1)] |
★4 | 結局「かもめ食堂」の荻上なんだよね、と言われ続け奮起、17年ぶり、荻上が本気で力を込めて作った作品なんだと思います。今までの作品とのイメージの違いにおののきます。なんたって、ブラックグラデーションの波紋なんだから、、。 [review] (セント) | [投票(1)] |
★4 | これも傑作。しかし本作はビスタサイズ。シネスコで撮って欲しかったと思う。シネスコで撮った庭の波紋(砂紋)が見たかった。だが、本作も、やっぱりよく考え抜かれた構図ばかりだ。 [review] (ゑぎ) | [投票(1)] |
★4 | 水が放射能に汚染されたかもしれない。漠とした不安が膠着状態の夫婦関係に予期せぬ決壊を招く。一度目の夫の消滅は、妻にさらなる家制度による束縛と、その反作用として宗教への空疎な依存をもたしらた。二度目の夫の消滅によって妻はようやく真の解放を得たようだ。 [review] (ぽんしゅう) | [投票] |