春婦伝(1965/日)ファンのコメント
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書かれた顔(1995/日=スイス) |
レナート・ベルタによって捉えられた歌舞伎はその舞踏性がより増しているように見える。お台場で踊る大野一雄と劇中劇の船上の坂東玉三郎との、本来繋がらないはずの虚構的切り返し、そしてその夢を見ているかのような時間の使い方。ダニエル・シュミットらしい陶酔感の心地よさ。傑作。 (赤い戦車) | [投票(1)] | |
特に大野一雄が素晴らしく撮れていることにうれしくなった。まぎれもなく大野一雄で、同時にまぎれもなくシュミット(&ベルタ)でもあることの至福。 [review] (くたー) | [投票(2)] | |
腐りかけが、いちばん美味しい。と、またまたシュミットは舌なめずり。100才をこえた芸者。枯れ木のように孤高の杉村春子。『ツゴインネルワイゼン』の桃の皮舐めシーンを思い出す。でも、玉三郎をスイスの人にこんなふうに撮られちゃったのは、くやしいなあ。 (エピキュリアン) | [投票(1)] | |
「黄昏の夢、あるいは夢の黄昏」。人が何者かを演じることの不可思議。 (鷂) | [投票(1)] |