力と栄光(1933/米)ファンのコメント
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ふんどし医者(1960/日) |
ユーモアに品があり、大らかでありながらどこか威厳さえ漂っている。同じ菊島脚本でも黒澤明では、こんなに軽妙かつ人間臭い庶民性を持った人情話には仕上がらなかっただろう。戦前からの活動屋である娯楽職人稲垣浩ならではの大衆性の賜物だろう。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(3)] | |
森繁が尊大な黒澤っぽいシーンもいくつかあるのだが、なぜか涙が溢れて困ってしまうシーンが多くある。特に夏木陽介が弟子入りさせて欲しいと言い出し、座り込みをするシーン前後が泣ける。また家屋のセットと見せ方がいい。美術は中古智。カメラは稲垣浩らしい危うい高低感がある。 [review] (ゑぎ) | [投票(1)] |