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リチャード・コンテの映画ファンのコメント

ビッグ・ガン(1973/伊=仏) 記憶の代償(1946/米) サーカスの世界(1964/米) コルドラへの道(1959/米) 疑惑の渦巻(1949/米) 激戦地(1945/米) ホテル(1967/米) ブルー・ガーディニア(1953/米) パープル・ハート(1944/米) 出獄(1948/米) クィーン・メリー号襲撃(1966/米) 鮮血の情報(1947/米) トニー・ローム 殺しの追跡(1967/米) オーシャンと十一人の仲間(1960/米) セメントの女(1968/米) ゴッドファーザー(1972/米) 他人の家(1949/米) ビッグ・コンボ(1954/米) 都会の叫び(1948/米) 深夜復讐便(1949/米)が好きな人ファンを表示する

逃亡地帯(1966/米)************

★3全体的に演劇臭い映画だが、矢張りなんと云ってもラスト近くの廃車置場でのお祭り騒ぎには驚かされる。これってどうなんだろう、アーサー・ペンの功績というよりはリリアン・ヘルマンに多くを拠っているように感じてしまう。そう思わせるのはそれまでのペンの演出に映画的な突出が感じられないからだ。 [review] (ゑぎ)[投票(1)]
★4前半のテネシー・ウィリアムス的な停滞し鬱屈した南部の退廃描写が些か古くかったるいのだが、アメリカ映画固有ジャンルである群集心理ものをヘルマンがこれでもかと煽る暴動シークェンスの鮮やかさ。良識代表のブランドの内在する剣呑も良い。 (けにろん)[投票]
★4もう少し本作が洗練されていれば、ニューシネマの時代は2年前に始まっていたかも知れません。 [review] (甘崎庵)[投票(1)]
★4田舎町の住人の心の底に巣くった資本家へのへつらいと諦観、保安官の権威への羨みと妬みが、労働の拘束から解放された土曜日の夜に一気に噴出すさまは凄まじい。この一触即発の鬱憤はアメリカ南部特有のものではなく、全ての人間の心の中に存在するものだ。 (ぽんしゅう)[投票]