港々に女あり(1928/米)ファンのコメント
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人間狩り(1962/日) |
時効という制度の必然を極論でもって納得させる凄味。日活モノクロ撮影は頂点を極めており、クライマックスの町屋駅ロケのシュールな求心力たるや箆棒なものだ。 [review] (寒山拾得) | [投票] | |
当時の日活としては異色なサスペンスの秀作。偏執狂的な刑事を演じる長門裕之も良いが、父親思いのけな気な娘中原早苗や、人生に疲れきったような長門の恋人渡辺美佐子、ややボケが入った孤独な婆さん北林谷栄まで、脇が皆素晴らしい。 [review] (太陽と戦慄) | [投票(1)] | |
狩りがモチーフなのか巻頭の鏑木創の鬼気迫る楽曲に度肝を抜かれる。映画の文法を崩さないカチッとした松尾昭典の語り口に長門裕之、大坂志郎、小沢栄太郎らの"役者力”が呼応する。本格サスペンスの「本格」とは手堅さのことだという実証。 [review] (ぽんしゅう) | [投票] |