★3 | 少年時代(1990/日) | 「青空ひとりきり」以降つまらなくなった陽水の楽曲はともかく。この作品はもっと小品として作られるべきものだった。そうすればいかにも泣かせるような特定のシーンばかりクローズアップされなくて済んだはず。内容は悪くない。しかし焦点はボケていた。 | [投票(1)] |
★3 | タンポポ(1985/日) | 黒田福美の胸の美しさに感動するも、箸休めにはなり得ずメインの物語にはちょっと邪魔か。ウェスタン・ムービーだとか変なキャプションをつけなくとも十分に面白い。観ていて本当にラーメンが食べたくなったのだが、その時点でこの料理映画は成功していると言ってもいいわけで。 | [投票] |
★5 | 歌麿・夢と知りせば(1977/日) | 何十回目かの鑑賞。粋である。照明を四角で切ったり暖簾をスタッフロールに使ったりとひたすら凝っている。つまりは「様式美を意識した様式美」。岸田森にはこの作品で惚れた。切なさと無常観を備えた終盤は絶品。劇場鑑賞時、山城新伍が登場しただけで観客から笑いが起きたのは苦笑したが。 [review] | [投票(1)] |
★2 | あげまん(1990/日) | あげまんって女性蔑視の言葉だよなあと、つくづく。この作品を見る限り、男の運気を上げる女ではなく、男に運気を吸い取られてしまう女ではないか。それくらい作中、ナヨコは男運がない。確かに面白い作品ではあるが、そういった微妙な差別的な視線が気になってどうしても平均点以上あげたくない。 | [投票] |