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歌麿・夢と知りせば (1977/日)
[Drama]
製作 | 葛井欣士郎 |
監督 | 実相寺昭雄 |
脚本 | 武末勝 |
撮影 | 中堀正夫 |
美術 | 西岡善信 / 池谷仙克 |
音楽 | 広瀬量平 |
出演 | 岸田森 / 内田良平 / 岡田英次 / 成田三樹夫 / 山城新伍 / 尾藤イサオ / 田村亮 / 寺田農 / 仲谷昇 / 樋浦勉 / 菅貫太郎 / 村松克己 / 小林昭二 / 玉川伊佐男 / 中丸忠雄 / 岸田今日子 / 瑳峨三智子 / 渡辺とく子 / 八並映子 / 桜井浩子 / 鹿沼えり / 太田美緒 / 中川梨絵 / 三田和代 / 緑魔子 / 平幹二朗 |
あらすじ | 夜の闇にまぎれた一人の盗人。鮮やかな手際で銘陶の茶碗が盗まれた。壁に残された“夢”の一文字。江戸っ子の喝采を浴びている“夢の浮橋”(平幹二郎)の犯行であった。狂歌仲間の蔦屋重三郎(成田三樹夫)、燕十(中丸忠雄)、風来山人こと平賀源内(内田良平)、田沼意次(岡田英次)、そして歌麿(岸田森)は、料理茶屋に踏みこんできた役人から“浮橋”をかくまってやった。そんな町人文化が咲き乱れる江戸の街。完璧な女を描くことに執念を燃やす歌麿の愛の目は、花魁(中川梨絵)、女スリ(緑魔子)、武家妻(岸田今日)、そして妻(三田和代)たちにそそがれる。 (ぽんしゅう) | [投票] |
何十回目かの鑑賞。粋である。照明を四角で切ったり暖簾をスタッフロールに使ったりとひたすら凝っている。つまりは「様式美を意識した様式美」。岸田森にはこの作品で惚れた。切なさと無常観を備えた終盤は絶品。劇場鑑賞時、山城新伍が登場しただけで観客から笑いが起きたのは苦笑したが。 [review] (tkcrows) | [投票(1)] | |
篠田正浩の『写楽』のほうが、金がかかった豪奢なものだとは判っている。だが、その登場人物の心模様は実相寺のほうが格段に勝っている。あれは正しく江戸の「あの時期」だ。 [review] (水那岐) | [投票(1)] | |
とても凝った照明に見入ってしまったし、エロシーンも上出来。しかしながら、実話に基づいた映画だと勝手に思っていたので、ちょっと肩すかしだったのと、江戸時代が舞台なのに妙に左寄りの思想やセリフにしらけた。テーマ曲は古今東西あらゆる映画音楽の中でも特別好きなもので、音楽に☆ふたつ。 [review] (サイモン64) | [投票] | |
岸田森主役です。いつもより出番、多いです。 (cinecine団) | [投票] | |
曲者揃いの役者の面構えの選択に於ける一貫した趣味性も凝りまくりの照明と撮影も実相寺演出は完全な統一感を保っているのだが、エロスの追求という明確な主題を提示してしまっては底の浅さが露見する。爛熟文化の光と影を描くには華が無く影が濃すぎる。 (けにろん) | [投票] | |
絢爛さと猥雑さが同居する江戸の町、短く切り刻まれる男女の絡み、逆光ローアングルの殺陣シーンなど実相寺カラー絶好調なのだが、それを一本調子で2時間20分も見せられるとさすがに疲れる。でも中川梨絵の花魁姿は必見。 (ぽんしゅう) | [投票(1)] |
Ratings
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計 | 10人 | 平均 | (* = 1)
POV
FILMの中の美の巨人たち (いくけん) | [投票(21)] | 私は中川梨絵のファンである (ぽんしゅう) | [投票(5)] |
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