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彦六大いに笑ふ (1936/日)
[Drama]
監督 | 木村荘十二 |
脚本 | 三好十郎 |
原作 | 三好十郎 |
撮影 | 立花幹也 |
美術 | 久保一雄 |
音楽 | 清田茂 |
出演 | 徳川夢声 / 丸山定夫 / 堤真佐子 / 英百合子 / 河村弘二 / 清川虹子 / 小杉義男 / 三島雅夫 |
世代を超えて共感する三多摩壮士とコミュニスト。いい処さらっていく丸山定夫の代表作だろう。地上げされる老朽ビルをキャメラは軽やかに動き回り、同じアングルは殆どなく、加藤泰のようなローアングルがキメに使われて格好いい。 [review] (寒山拾得) | [投票] | |
殆ど一つのビル内部−2階のビリヤード場(というかダンスの練習場というか主人公・彦六−徳川夢声の家族の居所というか)と1階のカフェだけでプロットが進行する展開だが、この映画、下のフロア、上のフロアを随所で意識させる演出がいい。 [review] (ゑぎ) | [投票] | |
在日問題に言及するなど興味深い部分もありメインキャストらの演技も悪く無いが、余りにも舞台的で映画的活動性に欠けラストも随分と素っ気無かった。三島雅夫の酔漢演技は貴重。 (町田) | [投票] |
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