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ポルノの女王 にっぽんSEX旅行 (1973/)

[Drama]
監督中島貞夫
脚本金子武郎 / 中島信昭
撮影国定玖仁男
美術雨森義允
音楽荒木一郎
出演クリスチナ・リンドバーグ / 荒木一郎 / 下馬二五七 / 関睦夫 / 粟津號 / 水城マコ / 日高ゆりえ / 川谷拓三 / 片桐竜次 / 岩尾正隆
あらすじ女に相手にされない悶々気分を、爆弾づくりで紛らわす京都の青年五味川(荒木一郎)は、一念発起、女を求めてポンコツ車で東京へ行ってはみたものの相変わらず振られっぱなし。羽田の駐車場でフテ寝していると突然、車に金髪美女が乗り込んできた。このスエーデン女イングリット(クリスチーナ・リンドバーク)は、自分も知らないうちに麻薬の運び屋にされていたようなのだ。言葉が通じず、分けの判らぬまま五味川は女を乗せて京都のボロアパートへ。そして、分けが判らないのを良いことに女を押し倒してしまう。「SEX旅行」とは名ばかりの、互いに分けが判らない男と女の切ないディスコミュニケーション青春映画。(72分/カラー/シネマスコープ) (ぽんしゅう)[投票]
Comments
全3 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★4ひとりで缶爆弾つくる荒木一郎の徒党組めないナルシストの究極の分派闘争は、言葉の通じない外国人の軟禁強姦からの一方的な純愛に至る。これが連帯なき孤立のなれの果てというシニカルに時代の空気が詰まっている。 [review] (寒山拾得)[投票(1)]
★4クリスチナ・リンドバーグの小悪魔的な魅力にキュン。最後のオチもきいてて、かっこ悪さをかっこ悪いままに描く中島の本領か。 (_)[投票(1)]
★3可愛いだけで何もしない(できない?)クリスチナ・リンドバーグのお姫さま人形ぶりは、所詮、彼女の売りが裸だけという詮ない証しなのか、はたまたスタッフの怠慢ディスコミュニケーションが原因か。孤軍奮闘荒木一郎が名演と珍演の狭間を彷徨う。 (ぽんしゅう)[投票]
Ratings
5点0人
4点2人**
3点1人*
2点1人*
1点0人
4人平均 ★3.2(* = 1)

[この映画が好きな人]

POV
マイナーな男と呼ばれて・・・ (ぽんしゅう)[投票(17)]
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