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17歳の風景 少年は何を見たのか (2004/)

17 and Life

[Drama]
製作志摩敏樹 / 若松孝二
監督若松孝二
脚本山田孝之 / 志摩敏樹 / 出口出
原案若松孝二
撮影辻智彦
美術野澤博実
音楽友川かずき
出演柄本佑 / 針生一郎 / 関えつ子 / 小林かおり / 田中要次 / 不破万作
あらすじ少年は一人自転車を走らせる。野球部に属した17歳の少年(柄本佑)…彼の前には常に母親がおり、少年は彼女を撲殺した。彼は大戦中、国家のために外国軍と戦い抑留された人々のことを語る老人と出会う。政府のやり方に不満を持つ漁師達と火を囲む。雪に閉ざされた道で足をくじいた朝鮮人の老婆を背負う。「何故お前達は、そんなに群れているんだ?」羽ばたいてゆくカモメの群れ。そして自転車のチェーンは切れ、少年は崖下に自転車を投げ落とす。「ゼツ、ゼツ、ボウ、ボウ、絶望、望…」[90分/カラー/ヴィスタ] (水那岐)[投票]
Comments
全5 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★4サディスト若松の珍しいマゾ映画。友部かずきの絶叫フォークにのせて、死に場を求めるのか違うのか、柄本佑のヤケッパチな雪国縦断サイクリングは続く。このダラダラした道程がとてもいい。 [review] (寒山拾得)[投票]
★3正直言って、そんなに面白くはなかったです。 [review] (TM(H19.1加入))[投票(1)]
★3ATGばりの実験映画。今の時代、これをできちゃうのは、監督の実績があってのことだと 思います。いくつになっても、怒りを持続してるって何なのだろう。針生一郎の 台詞に託された天皇制批判は……スゴイです。&柄本佑くんの存在感と根性が圧巻。 (Linus)[投票(1)]
★2映画として試みられた対話=コミュニケーションは悉く失敗している。映画的な出来事=アクションは皆無と言っていい。ただ、「走りたいから走るんだ」という、若さそのものの無尽蔵な力動は嘘じゃない(様に見える)。願わくば、せめて映画の中では、若者はしかつめらしい訳知り顔の老人をこそ、打ち殺して然るべき、だったのかも知れない。(それこそが本気の「対話」足り得るだろう。) ()[投票]
★2判ったふりをしていることに、如何なる価値があるのだろう。少年殺人犯に事寄せて、若松孝二は自分の語りたいことを代弁させているに過ぎない。天皇制、在日朝鮮人、虐げられた人々の怨嗟の声…と言えば聞こえはいいが、要は「理屈と膏薬は何処にでもくっつく」ということだ。 (水那岐)[投票]
Ratings
5点0人
4点1人*
3点2人**
2点4人****
1点0人
7人平均 ★2.6(* = 1)

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