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戦艦シュペー号の最後 (1956/英)
The Battle of the River Plate
製作総指揮 | アール・セント・ジョン |
製作 | マイケル・パウエル / エメリック・プレスバーガー |
監督 | マイケル・パウエル / エメリック・プレスバーガー |
脚本 | マイケル・パウエル / エメリック・プレスバーガー |
撮影 | クリストファー・チャリス |
美術 | アーサー・ロースン |
音楽 | ブライアン・イースデイル |
特撮 | ビル・ウォリントン |
出演 | ジョン・グレグソン / アンソニー・クエイル / ピーター・フィンチ / イアン・ハンター / ジャック・グウィリム / バーナード・リー / ライオネル・マートン / アンソニー・ブシェル / ピーター・イリング / マイケル・グッドリフ / クリストファー・リー |
あらすじ | 第二次世界大戦初期、ドイツの小型戦艦シュペー号は連合国の海上輸送遮断の為、南大西洋を単艦で行動し多くの商船を撃沈していた。業を煮やした英国は3隻の巡洋艦を差し向け、偶発的な海戦の結果双方に損害が出る。シュペー号は南米の中立国ウルグアイのモンテビデオ港へ避難するが、ウルグアイ政府が72時間の滞留しか認めなかった為、艦は英国艦が待ち受ける港外へ出港せざるを得なくなる。世界が注目する中での情報戦と駆け引き。世紀の海戦を見物しようとする民衆が港に集まる中、出港期限が迫ってくるのだった。<119分/カラー> [more] (sawa:38) | [投票] |
無駄のない姿、一糸乱れぬ動き。軍艦は美しい生き物。語り口もまた端正さを終始失わない。女も色恋も出てこないのに艶かしい余情を残す。赤い朝焼け。闇の中の炎。これこそ叙事詩。 (淑) | [投票(1)] | |
史実である戦闘が始まりから終わりまで一編の音楽のように美しく切り出されている。朝4時の海を表すために施された鉄製の手すりをぬらす露のリアルさ。アンソニー・クエイルからは生無垢の人物造形意欲が伝わってくる。本当の軍人がそこに立っているのだ。 (ジェリー) | [投票] | |
閉塞感を狙ったのかもしれないが、ワンショット長廻しの戦闘中の艦内シーンが舞台撮影を思わせいたって単調。迫力溢れるせっかくの洋上シーンとのギャップが大きすぎる。クライマックスの盛り上げを、ラジオのアナウンサーに頼りきったのもちょっと興ざめ。 (ぽんしゅう) | [投票(1)] | |
これほど面白い事件の焦点をどこに持ってくるか?描くべきは陸上での心理戦と情報戦の渦中にあった両国の艦長ではないのか?実物による海戦シーンは大迫力なのだが、本作は焦点を完全に見誤っている。 (sawa:38) | [投票] |
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