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博奕打ち 一匹竜 (1967/日)
製作 | 俊藤浩滋 / 橋本慶一 |
監督 | 小沢茂弘 |
脚本 | 小沢茂弘 / 高田宏治 |
撮影 | わし尾元也 |
美術 | 大門恒夫 |
音楽 | 津島利章 |
出演 | 鶴田浩二 / 待田京介 / 天津敏 / 松尾嘉代 / 藤山寛美 / 中村竹弥 / 山城新伍 / 遠藤辰雄 / 小松方正 / 志賀勝 / 丹波哲郎 |
あらすじ | 大正初期、東京で刺青師として名声を得た渡世人宇之吉(鶴田浩二)が大阪に戻ってきた。だがかつて師と仰いだ彫安は大勧進一家の鬼若(天津敏)の手によって娘を遊郭に出すまで落ちぶれていた。この娘を遊郭から救うべく女将(松尾嘉代)に掛け合う宇之吉であったが、鬼若の執拗な邪魔が入り娘は四国へ売り飛ばされてしまった。5日の間に娘を取り戻さなければ自身と女将の命もない。宇之吉の男を賭けた勝負が始まろうとしていた。彼に付き従うのは待田京介、四国で待つのは大親分寅松(丹波哲郎)!折りしも日本一の刺青師を決める大会が近づいていた・・<東映京都/89分/カラーワイド> (sawa:38) | [投票] |
彫り物というミニマムな世界への或る程度の拘りがクライマックスの我慢大会の壮麗な男の裸品評会へと収斂するあたり任侠ものの中での特異性を堅持する。天津・遠藤の敵コンビが若干弱い一方松尾・中村・丹波のサポートは時宜を得て良。 (けにろん) | [投票] | |
任侠映画の原型を脚色して量産されたとしても、やはり90分でこれだけドラマとして成熟させるのは至難の業ではなかろうか。とにかく出演者のキャラクター配分が過不足なく脇役に至るまで演出が行き届いている。 (sawa:38) | [投票] | |
宇之吉(鶴田浩二)と師匠(河野秋武)一家の人情話が類型的で、対する鬼若一味(天津敏・遠藤辰雄)の悪事は予定調和で意地悪さが足りず、親分衆(中村竹弥・丹波哲郎)ももの分かりが良すぎて拍子抜け。刺青衆が堪能できれば好し、の企画。 (ぽんしゅう) | [投票] |
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