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心 (1973/日)
Love BetrayedThe Heart
製作 | 新藤兼人 / 葛井欣士郎 |
監督 | 新藤兼人 |
脚本 | 新藤兼人 |
原作 | 夏目漱石 |
撮影 | 黒田清巳 |
美術 | 難波一甫 |
音楽 | 林光 |
出演 | 松橋登 / 辻萬長 / 杏梨 / 乙羽信子 / 殿山泰司 |
あらすじ | 大学生のK・(松橋登)は古いのが気に入って、M夫人・(乙羽信子)の家に間借りを頼み込む。夫人は部屋代が少々高いこと、真面目であること、という条件をつけるが、Kは朝・夕食付き、8畳と4畳半の2階部屋を3万5千円で借りられることになる。M夫人にはI子・(杏梨)という娘がおり、Kは次第に好意を寄せるようになるが、Kが親友のS・(辻萬長)に部屋を貸すようになってから、それぞれの関係が微妙に変化する。[近代映画協会=ATG/カラー・スタンダード/90分] (TOMIMORI) | [投票] |
この乙羽信子&杏梨のある意味、悪女とも言うべき母娘が醸し出す空気はなんともいえない魅力がある。 (TOMIMORI) | [投票(1)] | |
幸せのためなら何でも許されるという反倫理の毒が回っている。フィルムは退色激しい。乞復旧(含原作のネタバレ)。 [review] (寒山拾得) | [投票] | |
主役の青年が良い。新藤映画には美青年が多く出てきますね (ユメばくだん) | [投票] | |
何故、1973年にあえて漱石なのかは分からぬが、この意外と単純な普遍的男女のエゴ話が、70年代の映画に特有のテイスト、つまり停滞と閉塞感にしっくり馴染んでいるのが面白い。それにしても、新藤作品における母と娘(実娘であれ嫁であれ)の存在感の特異なこと。 (ぽんしゅう) | [投票] |
Ratings
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計 | 7人 | 平均 | (* = 1)
POV
時代の痕跡ーATG公開作品(70年代日本映画篇) (ぽんしゅう) | [投票(5)] | むかし殿山、いま柄本。 (ぽんしゅう) | [投票(4)] |
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